HOS 2013 Report -BANG LEE-

HOS大阪での有難い試合、2試合。2つともギリギリで勝ち切れた。

今年9月のVBL tourで心と脳裏に刻まれてしまったシコリを駆除する為に、この試合が決まってから用意してきた。

LAでは果たせなかった、試合後にみんなで笑えるように。勝っても負けてもLAに置いてきた忘れ物を取り返せるように。

そんな簡単じゃない事を叶える為に、みんな脚攣らせたり、何日も筋肉痛が取れなかったりな厳しい練習をして昨日を迎えることが出来た。

大会の数日前から対戦相手の発表が次々と行われて、みんな<◯◯大学出身>,<◯◯高校出身>, <全国◯位>。俗に言うエリート街道だったり、凄いタイトルがそこには並んでた。

しかし、自分のチームではたった1人だけ強豪大学の選手がいたけれど、彼も最後の大会ではベンチにすら入れなかった選手。
所謂無名選手の集まり。それが自分達Team SpaceBall Mag。

でもバスケットボールはいつだって、誰にだって平等にあるべきもの。「遅い、早いもない。どれだけの過程を、努力を捧げてきたかなんだ。」を同時に証明出来るチャンスでもあるんだと俺は思ってた。

漫画スラムダンクで赤木が全国ベスト8以上じゃないと大学の推薦が貰えないという日本のシステム。

そんな凄い肩書きのない選手はストリートボール界には山程いる。

俺の好きな言葉があります。

“Bring your game, not your name!”

これらの俺らが叶えたい事、証明したい事の実現には今回の選手8人全員の”A”gameが必要だった。
そして確実に俺が知ってる彼ら全員の”A”がコートの上にありました。

Yes, we SBM crew brought our “A” game on the court. 

We took back the lost things of LA. 

でも、俺らはまだまだ満足してない。まだ道は続いてるし、まだまだ足りないもんだらけだから!

Let’s keep walking, fellas! 

BANG LEE